労災 労災認定

労災認定通知の内容紹介(見本あり)

どうも、うつ病で労災認定を受けることができたゴローです。

今回は以下のような疑問にお答えする記事になります。

「労災認定の結果はいつどんな内容で通知されるのだろうか」

おそらく、労災申請を考えている方は、結果がどのように通知されるか知っておきたいと誰もが思うのではないでしょうか。

実際に、私も思いましたので、見本を紹介して記載されている内容について、私の実例を踏まえて紹介したいと思います。

このページをご覧いただければ、通知書に関する疑問が解消できるはずです。

通知書はがきのレイアウト見本

労災通知書

引用:厚生労働省ホームページより

このように圧着はがきで届きます。

中を開くと3つに別れています。

(1)支給決定通知

左側

請求人
給付等の種類
支給決定金額
期間
算定基礎
減額理由

以上の6つの大項目と日付の記載があります。

右側

表記についての説明事項として、左側の項目について計算方法や各文言の説明が記載されています。

(2)支払振込通知

左側

支払(振込)金額
振込先金融機関店舗名
備考
預貯金種別
番号

以上の5つの大項目と日付の記載があります。

右側

所在地
官署名
電話番号

労災申請した労働基準監督署についての記載があります。

説明文

このページは(2)支払振込通知の裏面にあります。

宛名の裏側ではなく、中を開かないと見れない部分になりますので、支給決定通知と振込通知と同様に郵便の段階では見れませんので、ご安心ください。

内容は、この決定内容については、所轄の労働基準監督署に問い合わせすること、不服がある場合には審査請求や取消訴訟ができることを説明しています。

通知書はがきはいつ頃届くのか

郵便

労災認定の通知書は、労働基準監督署の調査が終了してからになります。
そのため、怪我などで仕事との因果関係がすぐに判断できる場合には、1−2ヶ月程度となり、病気の場合ですぐに因果関係が判断できない場合には半年以上かかることになります。

報告
労災認定の結果が遅い2つの理由と待つ間にできること

どうも、うつ病で労災認定を受けたゴローです。 この記事は以下のような悩みをお持ちの方に向けた記事です。 「労災認定の結果が出るのは、なぜこんなにも遅いのだろうか?」 おそらく、労災申請を考えている方は ...

続きを見る

労災認定されるといつ頃入金されるのか

お金と時間

 

僕の場合は、(2)支払振込通知の左下に記載されていた当日には入金がありました。

また、(1)支給決定通知の左下に記載された支給決定日から約10日後が支払振込通知の日付になっていました。

万一、振込がない場合には、労基署に登録の金融機関を確認しましょう。

誤って登録していると、金融機関の登録をし直して、再度入金手続きをしてもらう必要があります。

労災認定の結果は、会社にも通知されるのか

オフィス

 

会社には、あなたが申請した労災認定・不認定の結果通知は届きません。
しかし、労災では補償されない部分について慰謝料請求の裁判を起こしている場合には、裁判上、労災結果を知らせる必要があるでしょう。

また、療養費などを請求する場合にも事業主証明が必要になりますので、会社に労災認定されたことを伝える必要があります。

ちなみに、療養費などを請求する場合に、すでに退職・倒産したりして、事業主証明が困難な場合はその旨を労基署に示すことができれば、事業主証明なしで手続きすることも可能です。

矢印
【労災保険】健康保険から切り替える3つの方法

どうも、労災認定を受けたゴローです。 この記事では以下の悩みを解決することができます。 「労災なのに、間違って健康保険証で治療してしまったがやり方がわからない」 「労災認定されたので、健康保険で治療し ...

続きを見る

まとめ

労災認定の支給決定通知書は、郵便はがきで届きます。

重要な個人情報になりますので、圧着はがきで外からは見えてないよう届きます。

認定結果は、怪我や病気と仕事との因果関係を調査するために時間がかかる場合があります。

認定されると決定から約10日後には指定した振込先の銀行等に入金があります。

認定結果は会社には通知されないが、その後の手続き上、結果を伝える必要が出てくる場合もあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ここでの情報があなたの新しい生活に向けた一助になることを願っています。

  • この記事を書いた人

ゴロー

うつ病で休職して労災認定された人。復職せず、フリーランスと会社員のダブルワーク。休職してからフリーランスで稼ぐまで3年間は給料なし。休職・傷病手当・労災保険・失業保険など再起を図るために必要な情報を配信中。会社や役所が丁寧に教えてくれず「原則は〜」で説明を終わらせてる情報を、うつ病、休職、退職で苦しんでる人に届けたい。 【経歴】 ブッラク企業入社→うつ休職→労災認定→職業訓練→フリーランスと会社員のダブルワーク

-労災, 労災認定

© 2023 休職の歩き方